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洗濯物に糸くずが付く原因は?縦型洗濯機のフィルター掃除と対策

洗い終わった洗濯物に、白い糸くずやホコリがびっしり付いていてがっかりした経験はありませんか。洗濯物に糸くずが付く原因の多くは、洗濯機の「糸くずフィルター」の状態や、洗濯物の入れ方にあります。黒い服やタオルに付くと目立ち、払い落とすのもひと手間です。

この記事では、縦型洗濯機を中心に、洗濯物に糸くずが付く主な原因と、自分でできるフィルター掃除の手順、自分では難しいケースとプロに相談する目安を、ハウスクリーニングの現場の目線でまとめます。

洗濯物に糸くずが付く主な原因

洗濯中に出た糸くずは、本来は水の流れに乗って糸くずフィルター(ゴミ取りネット)に集められます。そこで受け止めきれなかったものが、洗濯物に戻ってしまうのが基本の仕組みです。よくある原因は次のとおりです。

  • 糸くずフィルターがいっぱいになっている:ゴミがたまると水が通りにくくなり、新しい糸くずを受け止められなくなります。
  • フィルターが破れている・正しく付いていない:ネットに穴があいていたり、差し込みが浅く外れかけていたりすると、糸くずがそのまま槽に戻ります。
  • 洗濯物の量が多すぎる:詰め込みすぎると水がうまく回らず、糸くずがフィルターまで運ばれにくくなります。
  • ティッシュやペットの毛の混入:ポケットに入ったティッシュは細かくちぎれて、衣類全体に広がります。ペットの毛や、新しいタオルの毛羽(けば)も原因になりやすいものです。
  • 毛羽が出やすい衣類と一緒に洗っている:タオルやフリースなど糸くずが出やすい物と、黒い服や化学繊維の服を一緒に洗うと、付着が目立ちやすくなります。

なお、白っぽい「糸くず」ではなく、黒や茶色のワカメのようなカスが付く場合は、洗濯槽の裏側の汚れがはがれている可能性があり、原因が異なります。

縦型洗濯機の糸くずフィルターの掃除手順

まずは糸くずフィルターのお手入れから始めましょう。フィルターの場所や外し方は機種によって違うため、取扱説明書で確認してから作業してください。多くの縦型洗濯機では、洗濯槽の内側の壁にネット状のフィルターが付いています。

縦型洗濯機の上面と操作パネルを黄色いクロスで拭いている様子
  1. 運転が完全に止まっていることを確認し、フタを開けます。
  2. フィルターを取扱説明書の手順どおりに外します。
  3. ネットの中にたまった糸くずやゴミを、ゴミ箱の上で取り除きます。
  4. ネットを裏返すか外側から、古い歯ブラシなどでやさしくこすりながら水洗いします。
  5. 破れやほつれがないか確認し、しっかりと元の位置に取り付けます。

フィルターのゴミ捨ては、洗濯のたびに行うのが理想です。

洗濯物に糸くずを付けないための洗い方のコツ

フィルターをきれいにしても糸くずが気になる場合は、洗い方も見直してみましょう。

  • 洗濯物は詰め込みすぎず、取扱説明書の容量の目安を守る
  • 洗う前にポケットの中を確認し、ティッシュや紙類を取り出す
  • タオルやフリースなど毛羽が出やすい物は、黒い服とは分けて洗う
  • 毛羽が付きやすい服は、洗濯ネットに入れる

ティッシュが混入したときは、洗濯物を取り出したあとに槽の中の紙片を取り除き、フィルターも掃除しておきましょう。

自分でやってはいけないこと・自分では難しいケース

糸くずの悩みを早く解決したくても、次のような作業は避けてください。

  • フィルターを外したまま運転する:糸くずやゴミが排水経路に流れ込み、詰まりや故障の原因になるおそれがあります。
  • 本体のネジを外して分解する:内部には電気部品や配線があります。分解は感電やケガ、故障の原因になるため、ご家庭では行わないでください。
  • 塩素系と酸性の洗剤を混ぜて使う:有毒なガスが発生するおそれがあり、大変危険です。洗濯槽クリーナーを使う場合も、表示をよく読み、他の洗剤と混ぜないようにしましょう。

また、フィルターを掃除して洗い方を工夫しても糸くずが減らない、フィルターが破れていて交換部品が手に入らない、といった場合は、自分で対応するのが難しいケースです。フィルター以外の場所、たとえば洗濯槽の裏側や排水まわりに汚れや糸くずがたまっていることもあります。

プロの洗濯機クリーニングを考える目安

次のような状態が続くときは、洗濯機の内部まで洗浄するプロのクリーニングを検討する目安です。

  • フィルターを掃除しても、毎回のように糸くずやゴミが付く
  • 糸くずに加えて、黒いカスや生乾きのようなニオイも気になる
  • 長いあいだ洗濯槽の掃除をしていない
  • 中古で購入した、または前の住まいから持ってきた洗濯機を使っている
業者が縦型洗濯機の上で電動ドライバーを使い、分解作業を進めている様子

プロのクリーニングでは、機種に合わせた手順で部品を取り外し、ご家庭では手が届かない洗濯槽の裏側や部品の汚れまで洗浄します。株式会社まるしんでも、縦型・ドラム式の洗濯機クリーニングを行っています。詳しくはサービス内容をご覧ください。

依頼するときに確認しておきたいポイント

洗濯機クリーニングを依頼する前に、次の点を確認しておくとスムーズです。

  • 洗濯機のメーカーと型番(本体の側面や背面、フタの裏などのラベルに記載されていることが多い)
  • 縦型かドラム式か、乾燥機能が付いているか
  • 洗濯機のまわりに作業できるスペースがあるか
  • 気になっている症状(糸くず、黒いカス、ニオイなど)とその頻度

当日の流れについてはご利用の流れにまとめています。

よくあるご質問

糸くずフィルターはどのくらいの頻度で掃除すればいいですか?

洗濯のたびにゴミを捨てるのが理想です。ネットの水洗いは、汚れやぬめりが目立ってきたときに行いましょう。具体的な目安は機種によって異なるため、取扱説明書もあわせて確認してください。

フィルターが破れてしまったら、どうすればいいですか?

破れたまま使うと糸くずを受け止められないため、交換をおすすめします。多くのメーカーでは交換用の部品を扱っているので、型番を確認して、メーカーや販売店に問い合わせてみてください。

糸くずと黒いカスの両方が付く場合は、どうすればいいですか?

黒いカスは洗濯槽の裏側の汚れであることが多く、フィルター掃除だけでは改善しにくい場合があります。その他のご質問はよくある質問もご覧ください。

まとめ

洗濯物に糸くずが付く原因は、糸くずフィルターの詰まりや破れ、洗濯物の詰め込みすぎ、ティッシュやペットの毛の混入などがよくあるものです。まずはフィルターの掃除と洗い方の見直しから試し、フィルターを外したままの運転や本体の分解は避けてください。それでも改善しない場合は、内部に汚れがたまっている可能性があります。

洗濯機の汚れや糸くずでお困りの方は、株式会社まるしんまでお気軽にご相談ください。お問い合わせフォームから受け付けています。