網戸の掃除をしたのに、汚れが取れない。拭いたところだけ網の色が変わって、かえってまだらになってしまった。そんなお悩みはありませんか。夏のあいだ窓を開けて過ごした後の網戸には、砂ぼこりや虫、雨の跳ね返りなど、いろいろな汚れがたまっています。
この記事では、網戸の汚れが取れない原因と、網戸を外さずに自分でできる掃除の手順、やってはいけないこと、プロに頼む目安をご紹介します。冷房を使わなくなり、窓を開ける機会が増えるこの時期に、ぜひ参考にしてください。
網戸の汚れが取れない主な原因
網戸の汚れは、一種類ではありません。汚れの種類によって落ちやすさが変わるため、まずは何が付いているのかを知ることが大切です。
- 砂ぼこり・土ぼこり: 風に乗って網の目に入り込みます。乾いた状態なら比較的落ちやすい汚れです。
- 排気ガスや油を含んだ汚れ: 道路沿いの窓や、キッチンの近くの窓で付きやすく、ベタついて水だけでは落ちにくいのが特徴です。
- 花粉や黄砂: 季節によって増え、雨にぬれると網にこびり付きます。
- 虫の死骸やフン: 夏の間に網の目や枠の角にたまりやすい汚れです。
- カビ: 結露しやすい窓や、北側の湿気がこもる窓では、網や枠の下側に黒い点が出ることがあります。
網の目はとても細かいため、汚れが目の中に入り込むと、表面をなでるだけでは取り切れません。「拭いても取れない」と感じるのは、多くの場合、汚れが網の目の奥や網の裏側に残っているためです。
網戸の掃除で汚れが広がってしまう理由
網戸の掃除でよくある失敗が、いきなりぬれた雑巾でこすってしまうことです。乾いたほこりに水を含ませると泥のようになり、網の目に詰まって黒い筋になります。これが「掃除したのに、かえって汚くなった」と感じる原因です。
また、片側からだけ拭くと、汚れが反対側に押し出されて残ります。網戸の掃除は、乾いた汚れを先に取る → 湿らせて浮かせる → 両側から挟んで取るという順番が基本です。
外さずにできる網戸掃除の手順
網戸を外さなくても、次の手順で多くの汚れは軽くできます。作業は晴れて風の弱い日を選び、窓を開けて風通しをよくしてから行いましょう。

- 窓の下に新聞紙や古いタオルを敷く: 落ちた汚れや水で床や窓の桟(レールの溝)を汚さないためです。
- 乾いたほこりを取る: 掃除機にブラシ付きのノズルを付け、網の上から下へ、軽く当てるようにして吸い取ります。強く押し当てると網がたわむので注意してください。
- ぬるま湯で湿らせたスポンジで汚れを浮かせる: スポンジは固く絞り、網の目に沿って上から下へ、なでるように動かします。
- 両側からはさんで拭き取る: 室内側と屋外側に一人ずつ立つか、スポンジを二つ使って網をはさみ、同じ方向に動かします。汚れが反対側に抜けにくくなります。
- ベタつく汚れには中性洗剤を薄めて使う: 台所用の中性洗剤をぬるま湯で薄め、スポンジに含ませて拭きます。その後、水拭きで洗剤分をしっかり取ってください。
- 枠とレールを拭く: 網戸の枠や戸車(下のローラー部分)の周りは、虫やほこりがたまりやすい場所です。乾いた布や歯ブラシで取り除きます。
- よく乾かす: 湿ったまま閉めると、枠のすき間にカビが出る原因になります。
やってはいけないことと安全面の注意
網戸は思っている以上に傷みやすく、また窓まわりの作業には危険もあります。次の点に気をつけてください。
- 2階以上の窓で、網戸を外したり身を乗り出したりしない: 網戸は外れた勢いで落ちることがあり、転落や落下物の事故につながります。外側は無理に拭かず、手の届く範囲だけにしましょう。
- 硬いブラシで強くこすらない: 網が伸びたり破れたりします。特に日差しを長く受けてきた網は劣化してもろくなっていることがあります。
- 洗剤を混ぜない: 塩素系の漂白剤やカビ取り剤と、酸性タイプの洗剤を一緒に使うと、有害なガスが出るおそれがあります。カビ取り剤を使う場合も、商品の表示を必ず確認し、換気と手袋を忘れないでください。
- 踏み台の上での無理な姿勢を避ける: 窓の上部を拭くときは、安定した踏み台を使い、体を大きくひねらないようにします。
自分では難しい網戸の汚れ
次のような場合は、自分で掃除を続けるよりも、プロに相談したほうが結果的に早く済むことがあります。

- 網の目に詰まった黒い汚れが、何度拭いても残る
- 網や枠にカビが広がっていて、においが気になる
- 2階以上やベランダのない窓で、外側に手が届かない
- 家じゅうの窓の数が多く、網戸だけでなく窓ガラスやサッシもまとめて掃除したい
網戸の汚れは、窓ガラスやサッシの汚れとつながっていることが多いものです。網戸だけきれいにしても、レールに砂がたまっていればすぐに汚れが戻ってしまいます。
網戸の掃除をプロに頼むときのポイント
プロに網戸の掃除をお願いする場合は、事前に次のことを伝えておくと、当日の作業がスムーズです。
- 網戸の枚数と、何階の窓か
- 汚れの種類(ほこり、ベタつき、カビなど)と、特に気になる場所
- 窓ガラスやサッシ、ベランダなど、一緒に頼みたい場所があるか
- 網の破れやたるみなど、すでにある傷み
また、網戸は外して洗うか、付けたまま掃除するかで作業の仕方が変わります。どこまで対応してもらえるかを、あらかじめ確認しておくと安心です。当社で対応できる内容はサービス内容、お申し込みから作業までの流れはご利用の流れでご案内しています。
よくあるご質問
網戸の掃除はどのくらいの頻度で行えばよいですか?
ご家庭の環境によって異なりますが、窓を開けることが多い季節の前後に行うと、汚れがこびり付く前に落としやすくなります。道路沿いやキッチンの近くの窓は汚れやすいので、ほかの窓より少しこまめに様子を見るのがおすすめです。
メラミンスポンジで網戸をこすってもよいですか?
メラミンスポンジは細かい研磨剤のようなもので、網の素材によっては表面を傷めたり、スポンジのかすが網の目に残ったりすることがあります。使う場合は目立たない場所で試し、強くこすらないようにしてください。
網が破れている場合も掃除を頼めますか?
破れている網を強くこすると、破れが広がるおそれがあります。お問い合わせの際に破れの場所や大きさをお知らせください。そのほかの疑問はよくある質問もあわせてご覧ください。
まとめ
網戸の汚れが取れない原因の多くは、網の目の奥に入り込んだ汚れや、ほこりをぬらしてしまったことによる黒い筋です。乾いた汚れを先に取り、湿らせて浮かせ、両側からはさんで拭き取る、という順番を守るだけでも仕上がりは変わります。一方で、高い場所の窓やカビが広がった網戸は、無理をせずプロに任せるのが安全です。
株式会社まるしんでは、網戸を含めた窓まわりの掃除や、ハウスクリーニング全般のご相談を承っています。気になる窓の様子をお気軽にお知らせください。