温めたあとに扉を開けると、庫内の天井や壁にとびはねた汚れが固まっている。電子レンジの掃除は後回しになりがちで、気づいたときには臭いまで気になってきます。
この記事では、電子レンジの汚れと臭いの原因、自分でできる安全なお手入れ、やってはいけないこと、プロに頼む目安をご紹介します。
電子レンジに汚れと臭いがつく原因
- 食品のはね: 汁物やソースは、温めている間にとびはねて壁や天井につきます。
- 蒸気と油の混ざり: 蒸気を含んだ汚れは、乾くと庫内にこびりつきます。
- 温め直しのくり返し: 汚れに熱が何度も加わると、焦げのように固まり、臭いの元になります。
- こもった湿気: 使ったあと扉を閉めたままにすると、においが庫内に残りやすくなります。
掃除の前に確認すること
- 電源プラグを抜く: 庫内を拭く前に、必ずプラグを抜きます。
- 取扱説明書で外せる部品を確認する: 受け皿、ターンテーブル、ローラーリングなどは、取り外して洗えるものがあります。
- 庫内が冷めているか確かめる: 使った直後の庫内は熱くなっています。
- スプレーを直接吹きつけない: 内部の電気部品や、吹き出し口に液体が入ると故障の原因になります。
軽い汚れは「蒸気」でゆるめて拭く
- 耐熱容器に水を入れる(容器の表示を確認し、吹きこぼれないように量を控えめにする)
- 取扱説明書の範囲で温め、扉を開けずに少し置いて、庫内を蒸気で満たす
- 容器を取り出す(熱いので、ミトンを使う)
- 水で絞ったやわらかい布で、天井から壁、床の順に拭く
- 最後に乾いた布で水気を取り、扉を少し開けて乾かす
上から下へ拭くと、落ちた汚れを一度で集められます。
固まった汚れとこびりつきには

- 中性洗剤をうすめた布で拭く: 汚れの部分だけ、軽くたたくようにして浮かせます。
- 受け皿・ターンテーブルは取り外して洗う: スポンジと中性洗剤で洗い、水気を拭いて元の位置に戻します。
- 焦げ付きは、少しずつ: 一度に強くこすらず、蒸気と拭き取りをくり返します。
重曹水を使う場合は、庫内の素材(塗装やコーティング)に合うかを、取扱説明書やメーカーの案内で確認してから行いましょう。
臭いを残さないために
- 使ったあとは、扉を少し開けて庫内の湿気を逃がす
- 汁物を温めるときは、ふんわりとラップや専用のふたをかける
- ターンテーブルの下や、扉のパッキンまわりも拭く
ドアまわりと外側の掃除
- ドアのすき間とパッキン: 汚れが残ると、扉がきちんと閉まらないことがあります。綿棒で優しく拭き取ります。
- 操作パネル: 水で濡らしすぎず、固く絞った布で拭きます。
- 背面や側面の通気口: ホコリは乾いた布や掃除機で取り、水や洗剤は使いません。
やってはいけないこと
- 金属製のたわしやヘラで庫内をこする: 塗装がはがれ、サビや故障の原因になります。
- プラグを入れたままの水拭き: 感電や故障の危険があります。
- 空だきをする: 庫内に食品や水がない状態で動かすと、故障につながります。
- 漂白剤や強い洗剤の使用: 庫内に残ると、においの原因になります。
自分では難しいケースとプロに頼む目安
- 拭いても落ちない、焦げのような黒い汚れが広がっている
- 臭いが何度掃除しても消えない
- 扉の開閉に不具合がある
- ガスコンロやレンジフード、シンクなど、キッチン全体をまとめて整えたい
電子レンジ本体の不具合は、メーカーや修理窓口への相談が先です。キッチンまわり全体の汚れは、ハウスクリーニングで対応できる場合があります。サービスの内容は サービス内容 で、依頼の流れは ご利用の流れ でご案内しています。
よくあるご質問
電子レンジは、どのくらいの頻度で掃除すればよいですか?
使い方で変わります。汚れが見えたときにその都度、さっと拭く習慣がおすすめです。気になるはねは、固まる前に拭くと簡単です。
レモンやお酢を入れて温めるとよいと聞きましたが?
においの対策として知られていますが、庫内の素材や使い方は機種によって違います。取扱説明書の案内を確認してください。そのほかの疑問は よくある質問 もご覧ください。
掃除のあと、においが少し残ります。
扉を開けて、庫内をよく乾かしてみてください。それでも残る場合は、ターンテーブルの下やパッキンの汚れが残っていることがあります。
まとめ
電子レンジの汚れと臭いは、食品のはねが熱で固まることが主な原因です。蒸気でゆるめて拭く方法が、無理なくできる基本のお手入れです。電源を抜く、スプレーを吹きかけない、金属でこすらない、の3点を守ってください。落ちない汚れや、キッチン全体の掃除は、プロに相談するのも一つの方法です。
株式会社まるしんでは、キッチンを含め、ハウスクリーニング全般のご相談を承っています。お気軽にお知らせください。