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ドラム式洗濯機のパッキンのカビが取れない原因と、傷めない掃除の手順

ドラム式洗濯機のパッキン(ドアのまわりのゴム)にカビが出て、拭いても黒い点が残る、ひだの奥からぬめりや髪の毛が出てくる、というお悩みはよく聞きます。ドアを開けるたびに目に入る場所なので、気になりますよね。

この記事では、ドラム式洗濯機のパッキンにカビが出やすい理由と、ゴムを傷めずに自分でできる掃除の手順、やってはいけないこと、自分では難しいケースとプロに相談する目安までを順番にご紹介します。

ドラム式洗濯機のパッキンにカビが出やすい理由

ドラム式洗濯機は、ドアを閉めたときに水が漏れないよう、ドアの内側をゴムのパッキンでぴったりふさぐつくりになっています。このパッキンには蛇腹のようなひだがあり、次のようなものがたまりやすくなっています。

  • 洗濯が終わった後に残る水滴
  • 溶け残った洗剤や柔軟剤
  • 衣類から出た糸くず、髪の毛、ペットの毛
  • 皮脂や汚れを含んだすすぎ水

ドアを閉めたままにすると湿気がこもり、洗剤カスや皮脂がカビの栄養になるため、ひだの奥は黒カビが育ちやすくなります。特に、水がたまりやすいひだの下側に汚れが集中します。

まず確認したいパッキンまわりの汚れの場所

掃除を始める前に、どこに汚れがあるかを確認しておくと作業がスムーズです。電源プラグを抜いてから、明るいライトでパッキンの内側を照らしてみてください。

  1. パッキンの表面(ドアに当たる面)に黒い点や黒ずみがあるか
  2. ひだを指で軽く広げたとき、奥にぬめり・髪の毛・糸くずがあるか
  3. ドアのガラス面のふちに、洗剤カスが白く固まっていないか
  4. パッキンの下側に水がたまっていないか

表面だけの汚れなのか、ひだの奥まで汚れているのかで、自分で落とせるかどうかの見通しが変わります。

ドラム式洗濯機のパッキンのカビを落とす掃除の手順

ゴムを傷めないことを第一に、次の順番で進めます。

  1. 電源プラグを抜く:水まわりの電気製品なので、作業中は必ず電源を切っておきます。
  2. ゴミを取り除く:ひだを指でやさしく広げ、髪の毛や糸くずをティッシュや乾いた布でつまみ取ります。
  3. 中性洗剤で拭く:薄めた台所用の中性洗剤を布に含ませ、ひだの奥まで少しずつ拭きます。届きにくいところは、布を巻いた割りばしや柔らかい歯ブラシを使います。
  4. 水拭きで洗剤を残さない:洗剤が残ると、それ自体がカビの栄養になります。固く絞った布で2〜3回水拭きします。
  5. 乾いた布で水分を取る:最後に乾いた布で水気をしっかり拭き取り、ドアを開けて乾かします。

黒い点が残る場合、塩素系の洗剤やカビ取り剤が使えるかどうかは、機種によって異なります。必ず取扱説明書を確認し、使ってよいと書かれている場合だけ、表示どおりの方法で使ってください。

やってはいけないこと

パッキンは、水漏れを防ぐ大切な部品です。次のような作業は、傷みや故障の原因になることがあります。

  • パッキンを無理に引っ張る、外そうとする:ゆがみや破れにつながり、水漏れの原因になります。
  • 金属たわしや硬いブラシでこする:ゴムの表面に傷がつき、かえって汚れが入り込みやすくなります。
  • 塩素系と酸性の洗剤を混ぜる、続けて使う:有毒なガスが発生するおそれがあり、大変危険です。クエン酸や酢と塩素系の製品を同じ日に使うのも避けてください。
  • カビ取り剤を長時間置きっぱなしにする:ゴムの変色や劣化につながることがあります。
  • 電源を入れたまま作業する:感電や誤作動の危険があります。

掃除しても黒い点が残るときは

ひだの奥まで掃除しても黒い点が残る場合は、カビの色素がゴムの内側までしみ込んでいる可能性があります。表面をいくらこすっても色が抜けないことがあり、こすりすぎるとパッキンを傷めてしまいます。

また、パッキンがきれいになってもニオイが残る場合は、洗濯槽の裏側や排水フィルター、乾燥機能の通り道に汚れがあることも考えられます。取扱説明書にあるお手入れ箇所もひととおり確認してみてください。

プロに相談する目安と、依頼前に確認しておくこと

次のような状態のときは、ご家庭のお手入れだけでは難しいことがあります。

  • ひだの奥のぬめりや黒カビが、拭いてもすぐに戻ってくる
  • 洗濯物に黒いカスや、湿ったようなニオイが付く
  • 槽洗浄をしても、ニオイやカスが改善しない
  • 長く使っていて、本体の内側を一度もお手入れしたことがない

ドラム式洗濯機は縦型に比べてつくりが複雑で、機種によって分解できる範囲が異なります。業者に依頼するときは、事前にメーカー名と型番、設置場所の広さ、気になっている症状(ニオイ・カス・カビの場所)を伝えておくと、作業できる範囲を確認しやすくなります。株式会社まるしんの洗濯機クリーニングの内容はサービス内容、お申し込みから作業までの流れはご利用の流れでご案内しています。

よくあるご質問

パッキンの掃除はどのくらいの頻度で行えばよいですか?

洗濯のたびに乾いた布で水気を拭き取り、ドアを少し開けて乾かすだけでも、汚れはたまりにくくなります。そのうえで、ひだの奥までの拭き掃除を定期的に行うのがおすすめです。小さなお子さまやペットがいるご家庭では、ドアを開けておく間に中へ入ってしまわないよう注意してください。

パッキンのカビが取れないときは、交換したほうがよいですか?

黒い点が残っていても、ゴムに破れやひび割れがなく水漏れもなければ、すぐに交換が必要とは限りません。破れ・ひび・水漏れがある場合は、メーカーや販売店に部品交換について相談してください。

洗濯機のクリーニング中は立ち会いが必要ですか?

作業内容や当日の流れによって異なります。詳しくはよくある質問をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせください。

まとめ

ドラム式洗濯機のパッキンのカビは、ひだの奥に残る水分・洗剤カス・糸くずが主な原因です。電源を切ってゴミを取り、中性洗剤で拭いてから水拭きと乾拭きをすれば、ゴムを傷めずにお手入れできます。無理に引っ張る、硬いブラシでこする、洗剤を混ぜる作業は避けてください。

拭いてもすぐにカビが戻る、ニオイや黒いカスが続く、という場合は、パッキン以外の内部に汚れがたまっているのかもしれません。ドラム式洗濯機のお手入れでお困りのときは、お問い合わせフォームから株式会社まるしんへお気軽にご相談ください。